週末の工事
6月の週末を使って南青山にあるアパレル企業のオフィスの改装を行いました。
3週間に渡って少しずつ進めました。
一気にドカッと工事してしまう方が圧倒的に効率が良いため、コストも抑えられますがオフィスの場合はなかなかそうもいきません。
各週末に何をやるのかという工程を綿密に立て、工事範囲外の部分の養生や仮設資材の搬出入を毎週やらなくてはならないため割高にはなります。
しかし、通常通りの営業をしながら改装できるため結局はお得だと思います。
オフィスの床
オフィスの床はほとんどがOAフロアと呼ばれるシステムの上にタイルカーペットが貼られていています。
タイルカーペットもOAフロアも50センチ角のユニットで、それぞれを取り外すことで床下に隠している配線などをいつでも交換や追加ができるというシステムです。
ただ、「ザ・オフィス」という感じになってしまうためちょっと嫌だなと感じている方は多いようです。
弊社で最もご依頼があるのがタイルカーペット→フローリングというオーダーです。
タイルカーペットの良さは前述の通り、レイアウト変更がおこった場合に柔軟に対応できる事です。
当然原状回復の契約もあり安易に撤去はできないという事情もあります。
フローリングの良さはやはり素材感です。
ただ、オフィスとして使用する際は仕上げ方法を住宅とは変えるなどの工夫が必要です。
そしてレイアウト変更がおこった場合もフローリングを剥がさなくては配線は変えられません。
便利さか素材感かの2択になります。
通路をフローリングにするという選択
週末に行なった上記のアパレル企業の場合は各セクションをつなぐ通路のみをフローリングに変えました。
元々はごくごく普通のタイルカーペット貼りでしたが、全く雰囲気もかわり楽しく仕事ができるようになりそうです。
オフィスのため消火栓などの消防設備があり、その前は物を置いてはダメという消防からの指導が入っていたため会社側でビニールテープを床に貼っていた部分もフローリングの貼り方向を変える事でちょっとした遊びになりました。
キャビネットを作ったりシステム天井をつるっとした普通の塗装天井に変えたり、取手を交換したり・・など毎週少しずつ少しずつ工事をする事で、案外大工事もできてしまいます。
まとめ
少しずつ週末を使って改装をするという選択肢も考えてみてください。
連休を狙って工事の計画を立ててみると意外にも大きな改装ができるかもしれません。
そしてオフィスの場合はやはりフローリングはおすすめできません。
執務スペース以外での使用にとどめておく必要があります。
ただ、問題は3週連続週末に現場を入れてしまうと休日がなくなるのです・・・
平日休むことは難しいため、結局はずっと出ているという事になり少し体が疲れるのです。。
でも全然平気です!
コメントをお書きください