工事対応範囲は全国
私たちは東京都渋谷区を拠点にした施工会社です。
仕事は主に東京を中心に関東近郊を対象にしております。
私は独立前から全国展開をしている企業様の仕事をさせていただいておりましたので、全国主要都市は対応可能です。
基本的には全国の主要都市(政令指定都市あたり)に協力業者がおり、その各地方での職人の手配などをお願いしております。
製作物に関しては関東の工場で製作し、持ってゆくこともありますし現地で製作する場合もあります。
大手業者と零細企業との違い
内装業界も大手企業が存在します。
私たちは零細企業になります。
大手企業は当然のことながら東京や大阪を拠点にしつつ各主要都市に支社を持っています。
そのため全国対応が可能になります。
大手の特徴はその集客力を生かして、数多くの私たちの様な零細〜中堅の施工会社を集めて競争させて大量の物件を各下請け業者に割り振り捌いてゆきます。
もともと東京でも地方でも元請けの大手企業の下に1次下請けとして施工会社が入っていますので、地方間の格差はありません。
私たちの様な零細企業は支社などは夢のまた夢のため、同業の零細企業同士のネットワークで対応しております。
ただ、心配されるのが東京では私たちが元請けであり、各職人に直接発注し現場をこなしているのに対し、地方では私たちの下に1次下請けとして地方の協力業者が入って来るため価格が上がるのではないかということです。
ごもっともな話ですが、そこは私たちの様な零細企業にご依頼いただく方のために色々と考えております。
私たち零細企業の地方での仕事の仕方
全国でもっとも工事単価が高い地域はやはり東京です。
基本的には東京の単価での工事になります。
東京で工事をした場合を想定し、東京の業者に見積もりを取りいつも通りの見積りを作成します。
その時点で当然地域間格差があるため、1次下請け業者を入れたとしても私たちの移動経費分くらいはまかなえます。
そして、ここが重要なポイントですが、あくまでも東京でやった場合の見積りをした上で弊社が必要な利益を引き1次下請けである協力業者に金額の打診をします。
当然東京で仕事をする場合よりも利益は低くなります。協力業者も地元で元請けとして仕事をする場合よりも利益は低くなりますが、私たちの様な零細企業が大手に太刀打ちしてゆくために必要なやり方だと思っています。
重要なポイントと言ったのは、地方の協力業者から出てきた見積りに自分たちの利益を単純に乗せただけの業者が非常に多いということなのです。
そういうやり方をする業者は基本的に施工ができないブローカーの様な業者ですが。。。
あくまでも東京でも大阪でも福岡でも札幌でも場所はどこでも構いませんが、ちゃんと元請けとして現場監督を抱え、各職種の職人たちに分離発注をしている業者でなくては、地方での仕事はできません!
価格の基準がないためです。
メリットとデメリット
私たちの様な業者にご依頼頂いてメリットのある方はやはり関東圏の方です。
東京で工事をする場合と同じ価格で地方でも工事ができる。
やはり東京を拠点にして全国に店舗を出している様な企業様がほとんどです。
個人でのリノベーションなどをお考えの場合は東京の単価になってしまいますので、地元の工務店に依頼した場合よりも高くなります。ただ、東京の設計者やデザイナーに依頼したい場合は地元の工務店では対応できない場合が多かったり、設計者側が地元の工務店を使うことを嫌がったりする場合もありますので、私たちにご依頼いただくことになるかもしれません。
いづれにしても価格重視ではなく内容重視の方からのご依頼が多い様に思います。
私たちのネットワークは
札幌、函館、仙台、新潟、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡と言った感じです。
そのあたりからは大体どんな場所でも行けると思います。
さらに地方の協力業者の方達は非常にフットワークが軽いため東京で手が足りない時に来てもらったりなどもしています。
さらにさらに最近ハワイへの進出も目論んでおり、先日現地の業者の方と会ってきました。
まだ、ネットワークと呼べる様なものは築けてはいませんが、今度来日して我々の工事現場を見学するという話になっています。どなたかコンドミニアムなどをリノベーションしたいなんていう野望をお持ちの方はご一報ください!
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